ToneDevelopment through Interpretation (3)
(スペル・ミス)から発展した
事柄を書きましょう!
#71 Fantaisie : (スペル・ミス:Toulou)
正しい作曲者名は「Tulou」
此の曲も含めて
「Air Ecossais」から3曲収録されている。
#03 & #46 Air Ecossais : Boehm
#06 Air Ecossais : Boehm
#71 Fantaisie Op.29 : Tulou
此の曲#71も実は「Air Ecossais」です。
原題は
Air Écossais - Fantaisie Brillante Op.29 (Paris: Pleyel, 1821). Le thème des variations est tiré de Durandarte & Belerma, une "ballade écossaise pathétique"
全く同じ出典のテーマ曲を利用していたのが
Fr. Kuhlau Op.104 Variations
sur l'Air favori Ecossais :
Durandarte & Belerma原典と比較すると
『伴奏譜』が全く異なっている。のが面白い!!
又、旋律の冒頭だけ眺めると『The Last Rose of Summer』の出だしと余り変わらない。
一説によると『同じ元歌から派生したか?』とも。
クーラウとテュルー、同時代を生きた2人が
(生まれたのが一日違いですね)
(何故イギリス地方に関心が集まっている?)
当時の流行なのか?
スコットランド民謡を使用している。
(参考になるサイト)
19世紀英国の演劇・音楽・文学に見る ⾼級⽂化と⼤衆⽂化の交差 | 教育と研究の未来
◎フリードリヒ・クーラウ
(Daniel Friedrich Rudolph Kuhlau, 1786年9月11日 - 1832年3月12日)は、ドイツの作曲家。後にデンマークの首都コペンハーゲンに移住した。
◎ジャン=ルイ・テュルー
(Jean-Louis Tulou, 1786年9月12日 - 1865年7月23日)は
フランスのフルートの教師、奏者、楽器製作者でした。