MacOS MojveでGcc Emacs ビルド

MacOS MojveGcc Emacs ビルド

参考サイト以下の指示に従ってインストールできた。

ネイティブコンパイルEmacsの登場 | 日々、とんは語る。

 

Homebrewから予めインストールしていたパッケージは

libgccjit automakeautoconfもエラーの際に手当てした。

と書かれていたが既にDLしているので心配なし。

A : libgccjitを利用したコードをビルドできるか確認。

1. libgccjitをインストールしたら、libgccjitを利用した

  コードをビルドできるか確認してみましょう。

2. 矢張り『解説』に有る「上記のエラーが表示されてしまいました。」

3. 『LIBRARY_PATH環境変数を定義してビルド』を実行。

(生成されたtut01-hello-worldバイナリファイルを実行すると

hello worldも表示できた)

4. .bash_profileファイルに環境変数LIBRARY_PATHを追加

 

B : Emacsをビルドする

1. $ git clone git://git.sv.gnu.org/emacs.git

2. $ cd ./emacs

3. $ ./autogen.sh # configureファイルが作成される

4. ./configure --with-native-compilation --with-ns --without-x --with-xwidgets

 (xwidgetsも使いたいのでサイトには書かれていないオプションも追記)

5. $ make install

 

find native-lisp -type f -exec /usr/local/bin/ginstall -c -m 644 "{}" "/Users/kuni7/Desktop/DeskTop-files/emacs/nextstep/Emacs.app/Contents/Frameworks/{}" \;

 

以上のようなコメントが現れ、無事にnextstepディレクトリにEmacs.appが生成されました。

(が、ここまで実行されるのに結構、長時間を要しました。)

 

C:Gcc Emacsを起動する

今までEmacs27.2 & Emacs 28,0,50_1(emacs-head@28)で共通に

使用していた『.emacs.d』を併用すると『エラー』表示が次々に現れ

「ctrl+X 1」で画面を回避しながら

1. M-x describe-variable RET 

system-configuration-features RETを実行

2. 『表示された*Help*バッファのIts value isにNATIVE_COMPが含まれていれば、ネイティブコンパイルできるGcc Emacsになります。』は

確認できた。

 

3. 新規に『.emacs.d』フォルダーを作成。

4. インストールの際に作成された『(デフォルトであれば~/.emacs.d/eln-cacheフォルダー)に保存されます。』の『eln-cache』フォルダーを移植

5. init.el は新規に用意

6. init.el には取り敢えず「日本語utf-8」が機能するように

;;; Emacs directory

(setq user-emacs-directory "~/.emacs.d/")

;;; ~/.emacs.d/init.el

;;; Japanese, UTF8

(set-language-environment 'Japanese)

(prefer-coding-system 'utf-8)

のみ書き込む。

 

D:Gcc Emacsを再起動する

1.『 書き込んだ「setq」「set」が古い書き込み命令です』と

 エラー表示が出てくる。

2. 問題部分を「コメントアウト」して再起動。

3. 未だ、色々エラー表示が出てくる。

4. 目下必要な部分だけ『オプション』で登録。

   フォントの大きさ。テーマ画面の変更。パッケージの追加。

5. init.elに『(custom-set-variables』として追記されている。

6. LaTeXを実行できることが前提でのGccEmacsのインストール

なので「auctex」をパッケージに追加したが

コンパイルの際に『PATHが不明』とコメントされたので、

TeX WiKiのauctexの設定記事をそのままinit.elに追記。

7. Gcc Emacsを再起動後、LaTeXコンパイルを実行するが、

何故か??PDF表示まで実行されない。

 

E:反省点

1. Gcc Emacsのインストールの際に「.emacs.d」を

回避しておくのを忘れていた。

2. init.elは白紙状態のファイルにして配置しておくべきだった。

3. 1&2を実行していれば、『eln-cache』フォルダーを

移植する必要もなく、ごく普通に起動が出来たか?