Tone Development through Interpretation (2)

Tone Development  through Interpretation

此の曲集を眺めていて面白い発見が有ります。

 

次回に(スペル・ミス)から発展した

事柄を書きましょう!と書きましたが

その前に「楽譜の記譜ミス」の画像を

お見せして、曲集をお持ちの方は

『修正を』お願いいたします。

『改訂版』でも修正されていません。

#76 Sapho :Massenet 

楽譜の50ページ。

最後から「10小節目」です。

1拍目は8分休符。と「ソ」の8分音符のみ。

(3連符は間違いで、ファの音が余分に記譜されている)

2拍目の3連符の形はそのままで正しい。

記譜ミス

の楽譜をご覧ください!!

正しい楽譜

 

Tone Development through Interpretation by M.Moyse

我が師匠のMarcel Moyse氏に拠るフルートの

音の発展の練習用の曲集である。

昭和40年代に此の曲集の原曲とオーケストラ版の

音源を収集し始め、ヨーロッパ留学で一時中断した儘、

最近漸く楽譜の見直しを再開した。

McGinnis & Marx Music 社の初版本には

作品名、作曲者名のミスプリントが散見していた。

その後「改訂版」が出版されていた事は、先月迄

全く知らなかった。特に#24は何度オーケストラや

合唱用のスコアーを検索しても見つからず。

手に入る全てのスコアーを何度も見返していた。

Traviataには似たメロディーも思い当たらない。

これは多分出版社のミスだろうと、ネット検索を

実施していたら「改訂版」の存在を知り、目次の

画像を凝視していたら『Lucia di Lammermoor』が

タイトルになっている。

早速ルチアのオケ・スコアーで確認。

90曲ある内で唯一楽譜から、其の出典が

見つからなかった懸案事項も解決した。

#24 Lucia di Lammermoor : Donizetti

 

他の間違いが印刷されていないか?

 

#85は以前発見していたピアノ曲

#85 Rondo Capriccioso By Mendelsshon

(Error in revised edition : By Saint-Saëns)

(改訂版でも修正がされていません)

 

念の為、1曲づつ丁寧に見直してみた。

有りました!!

#71 Fantaisie : Toulou

正しい作曲者名は「Tulou」(スペル・ミス)

 

出典が不明と言えば

#80 はヘンデルのオペラ『セルセ』第1幕の中の

アリア『オンブラ・マイ・フ Ombra mai fù』だが

#81 Trio Sonate : Handel

#89 Violin Sonate No.3 : Bach

#90 Violin Sonate No.2 : Bach

 

(本業がフルートなのでViolin関連は少々苦手ですが)

#81 Trio Sonate : Handel Op2 No1 

#89 Violin Sonate No.3 : Bach BWV 1016

#90 Violin Sonate No.2 : Bach BWV 1015

以上からの出典でした。

 

Tone Development  through Interpretation

此の曲集を眺めていて面白い発見が有ります。

次回に(スペル・ミス)から発展した

事柄を書きましょう!

Clipboerd trouble Mojave

Mojaveをクリーン・インストールを実行してから

色々問題が発生した。

一番困ったのが「コピー&ペース」での

ショート・カット「cmd+C」「cmd+V」が

機能してくれなくなった事。

クリップボードの内容を確認すると、

コピーしたはずの新しい内容が

「書き加えられてい無い!」

(正しくは「書き換わって」いない?)

サイトを検索して実行しても拉致が開かなかったが、

以下の参考にしたら、解決できたので

忘備録として書き込みをしておく。

3 Best Fixes for Copy and Paste Not Working on Mac

 

AまたはBの内容をコピー&ペーストして、

動作するかどうか試してみてください。

(サイトの中の、A Step 3では「info」のタブを開く。

と言う説明が抜けています。)

 

A : アクティビティモニタPasteboardサーバーを強制終了する

Step 1:メニューバーの[Go]をクリックし、[Utilities]を選択します。

Step 2: アクティビティモニタをダブルクリックします。

Step 3: Activity Monitorの検索ボックスにpboardと入力し、結果ウィンドウに表示されたpboardをダブルクリックします。

Step 4:「Quit(終了)」ボタンをクリックします。

Step 5: 最後に[Force Quit]を選択します。

 

B : ターミナルでPasteboardサーバーを強制終了する

 

Step 1: メニューバーの[Go]をクリックし、[Utilities]を選択します。

Step 2: [Terminal]をダブルクリックします。

Step 3Terminalコンソールに以下を貼り付け、キーボードのReturnキーを押します。

sudo killall pboard

TeX 以外の組版システム SILE

久しぶりにbrew upgrade install sileでSILEを更新した。

前のバージョンのインストール時の、

古い「gnuplot」が残っていたのでbrew clenupでの

実行が完全では有りません。更新を実行しますか?

 

SILEでの入れ替えが『不十分』の意味と理解してしまったので

『更新』する様に「Y」を命令したら、一晩掛かった。

今朝までかかって、漸く更新手続きが全て終了!!

「何れが更新」されたのか?全体像は不明のまま。

 

もう一度「brew upgrade install sile」を実行。

程なくインストールも済み、早速テスト走行をしてみる。が

以前は存在していた「テスト用のsilファイル」が見当たらない。

仕方なく(今回はtarballを避け)「sile-0.12.4.zip」をDL。

解凍後の「test」Folderにも

[[sile-typesetter/sile: Simon’s Improved Layout Engine]]での

「$ sile examples/book.sil」らしきものは見当たらない。

昔取った杵柄よろしく、以前作成した「sil」ファイルの

コンパイルを実施。その「sil」ファイルは、以前実施していた

ブルレの翻訳途中のファイルだった。

[[TeX 以外の組版・レイアウトシステム - TeX Wiki]]

Lua で書かれたTeX 以外の組版システムと紹介されている。

TeX WiKiでの解説は古い情報のままです。)

terminalから「sile xx.sil」でコンパイルするというものです。

此のシステムの良いところは、

通常のエディターで記述できる。

様々な言語・用字系をサポートしている。

brew installで簡単にインストール出来る。

平田氏による日本語訳でその機能を学べる。(ver.0.9.3

f:id:moyse:20220417182801p:plain

SILE-biglot-sample



 

作者のSimon Cozens氏が未だ日本に滞在していた頃に無理やり

頼んで、作成してもらった「3ヶ国語の併記」用「triglot.lua」。

翻訳の続きをすっかり忘れているので、我が師の教則本

『De la Sonorité』の再訳に取り掛かるのと、biglot.lua

使用してブルレの音楽書Le temps musical : essai d'une esthetique nouvelle de la musique / par Gisele Brelet』の翻訳継続を今年は実行し

できるだけ完成に近づける様、予定を組み直そう。

ブルレは冒頭から難しい!

「ou」を「respect」『すなわち』「création」の意味合いに

受け止めた方が、我が師モイーズ先生の実行してきた音楽の世界に

近いのだが?

『音になって初めて成立する』音楽の世界の捉え方。

今回の「SILE」の更新も、改めて『音楽』を考える

良い機会と捉えよう。

org-capture テンプレートから削除

 

5 Org Roam Hacks for Better Productivity in Emacs - System Crafters

projectタグをつけられた書類を纏めて検索する。

此処の方法を試してみた。が見事失敗。

特にタスク管理を目指すわけでも無いのだが、

『自動化』の為の手続きに、興味を惹かれた。

新規のファイルに「タグ」を付ける。

此れらの「指定の手順」も新鮮に感じた。

いざ順を追って進めていくと、以前追記した

Jethro Kuan氏の設定の方法で十分ファイルの

属性が確認できる。

書類の保存先フォルダーの指定の方が『簡単』で、

何も「agenda」機能を使用して、作成された書類群を

探し出す必要も無い。

最初から『同じフォルダー』に『目的が同じ』物だけが

保存されている。

How I Take Notes with Org-roam

[[How I Take Notes with Org-roam]]

Listing 4: Modifying the display template to show the node “type”

(setq org-roam-node-display-template

      (concat "${type:15} ${title:*} " (propertize "${tags:10}" 'face 'org-tag)))

 

「C-c n i」での候補となる「ファイル」には

画像の様な仕分けがされているので、上記Org Roam Hacksサイトでの

書き込みは「余り有効ではなかった」

 

f:id:moyse:20220415171250p:plain

org-capture-template

;;===========20220415日ここから削除

(defun my/org-roam-project-finalize-hook ()

  "Adds the captured project file to `org-agenda-files' if the

capture was not aborted."

  ;; Remove the hook since it was added temporarily

  (remove-hook 'org-capture-after-finalize-hook #'my/org-roam-project-finalize-hook)

 

  ;; Add project file to the agenda list if the capture was confirmed

  (unless org-note-abort

    (with-current-buffer (org-capture-get :buffer)

      (add-to-list 'org-agenda-files (buffer-file-name)))))

 

(defun my/org-roam-find-project ()

  (interactive)

  ;; Add the project file to the agenda after capture is finished

  (add-hook 'org-capture-after-finalize-hook #'my/org-roam-project-finalize-hook)

 

  ;; Select a project file to open, creating it if necessary

;  (org-roam-node-find

;   nil

;   nil

   (my/org-roam-filter-by-tag "Project")

   :templates

;   '(("p" "project" plain "* Goals\n\n%?\n\n* Tasks\n\n** TODO Add initial tasks\n\n* Dates\n\n"

;      :if-new (file+head "%<%Y%m%d%H%M%S>-${slug}.org" "#+title: ${title}\n#+category: ${title}\n#+filetags: Project")

;      :unnarrowed t)))

   )

 

(global-set-key (kbd "C-c n p") #'my/org-roam-find-project)

 

;;=============20220415日削除おわり

org-roam いきなり横槍メモ

org-roam-capture『いきなり横槍メモ』テンプレート。

 

執筆の流れを中断することなく、今、書いている

Org Roamノートに『いきなり横槍』をいれ

新しいノートのリンクを挿入させて

メモを取ってしまおう!!

そんなサイトを見つけました。

以下に、リンク挿入ができるような関数定義が有ります。

[[5 Org Roam Hacks for Better Productivity in Emacs - System Crafters]]

此処から学ぶことが多そうなサイトです。 [2022/04/13 17:26:56] 

 

たった今実験をしてみました。 [2022/04/13 20:58:39]

追加する書き込みは

;; Bind this to C-c n I

(defun org-roam-node-insert-immediate (arg &rest args)

  (interactive "P")

  (let *1

        (org-roam-capture-templates (list (append (car org-roam-capture-templates)

                                                  '(:immediate-finish t)))))

    (apply #'org-roam-node-insert args)))

 

だけです。あとは「C-c n i 」の挿入をタイプして、

「org-capture」テンプレートとして登録している

アルファベットの中から目的のファイル先を選択し、

新規のファイル名を記述すれば、現在開かれていた

ファイルに『自動的に新規のファイル名が挿入』されます。

気が向いたら「挿入されたファイル名」をクリックすると

書き込みたい「新規のメモ」にジャンプします。

案外『便利な機能』と感心しております。

========

【追加の試験】 [2022/04/13 22:31:36] 

『いきなり横槍メモ』を作成し、その後

「SPC f R」で元のファイル名の変更をすると

残念ながら「org-capture」templateで指定した

フォルダー保存先のPATHへの保存は実行されない様です。

 

*1:args (cons arg args

Spacemacs & org-roam

 

How I Take Notes with Org-roam

此処での作者Jethro Kuan氏の解説を読んでいくと

サイト記事の一番終わりに近い場所に在る「Versions」には

emacs 29.0.50」 でパッケージは「straight」

「org-roam v.2.2.0 」と言う情報が書かれている。

Created: 2022-02-08 Tue 20:28

此の環境は、素のemacsを使用しているのか?

パッケージも含めた環境で一番近いものは

doom-emacs」にも思えるのだが?

doom-emacsでは「emacs 29」はサポートしていない。

とコメントされているので予想から外れるか??

 

The Slipbox Setupと言う意味合いは小生が理解した

applicationの名称の「slipbox」では無かった。

ドイツのZettelkasten Forumでも紹介されていたアプリ

「slipbox」では無いのが判明。

(参考までに、載っている場所は此処です。

SlipBox (Mac) Note Archive Review • Zettelkasten Method

Baseline for Zettelkasten Software Reviews • Zettelkasten Method

 

同じZettelkastenの機能を使って仕事をすることから

誤解が生じていたようだ。

 

Jethro Kuan氏の分類と同様に実施していた。

フォルダーを一元化してその中に項目別ファイルから

纏めるフォルダーへ分岐させる。

こうしないと、せっかく「org-roam-ui」の機能を

利用しても「まとまった画面」に表示されない。

( 以前は「~/org-roam」「~/deft」等、別々の

フォルダーに分岐していたので、再分類する時に

妙に時間を取られた )

emacs、spacemacs これらを使いこなすには?

もう少し Jethro Kuan氏の記事を読み込んで、

作業の統一を目指す他は無いか??